肺ガンの自覚症状

肺ガンのステージについて

肺ガンが”怖い病気”だと認識できる様になるのは、肺ガンというものがどんなものかを知る事から始まると思います。
疾病を知る事と同時に改善策や予防の知識にも興味がわき、肺ガンへの気持ちが変化していくのではないでしょうか。

肺ガンを疑う場合、レントゲンを撮ることが、最初の第一歩とも言えます。
レントゲンではいろんな事が発見されます。

気胸、石灰化、気腫、カビ、肺炎、結核、塵肺、炎症、鬱血、癌等々。
白いボードに写真を一枚貼り付け、私たち患者の前に来たとしても、最初はそれが自分の肺ということも認識しにくいでしょう。
しかし、そこで素人目には見抜く事が出来ない小さなものから、大きな分かりやすいものまで、はっきりと写りはじめるのです。
実は癌が小さい内は、レントゲンに写らない事があります。また、死角に隠れていても写りません。
喀痰検査とレントゲンを行うことで、確実に早い内から発見することが可能になるのです。

肺ガンのステージとして、レントゲンに影が映ると、1期以降と判断されるようになります。
レントゲンに写らず、他の検査で発覚する初期の場合は、0期と呼ばれ、内視鏡を利用する、光学的療法等で痛みもなく治療が終了します。

しかし1期からは簡単な治療とはいきません。
1~3期は、aとbに分けられ、bの方が重度で、aとbでは治療方針が変わってきます。
1期は、肺内で癌が収まっており、転移が見られないもの。
2期は、肺内で癌が治まっているが、同じ肺内のリンパ節のみに転移が見られるもの、
もしくは、転移はしていないが、癌が肺外の切除できる部分に広がっている状態。

3期は、他の臓器への転移はないが、2期より進行している状態で、ここに来ると外科的手術は絶望的です。
外科的手術が絶望というのは、1度に癌が除去出来ないことを意味しています。
つまり、長期治療が必要になってくる段階で、厳しい癌との格闘を意味します。

4期は、aとbの区別もなく、他の臓器に転移が見られ、末期と呼ばれるもので、
症状も顕著、食欲不振や体への痛み異変を訴え、余命を宣告されることも少なくありません。

個人的に、4期であった方の日記や文献を拝見致しましたが、私たちには耐えられないほどの苦痛、苦しみ、家族の苦悩が
そこには赤裸々に綴られています。
印象に残った言葉があります「同じ轍を踏んでほしくない・・・」
同じ過ちを犯してほしくないという意味を含んだこの文章は、
末期の肺ガンを自分の過ちというかたちで表している苦悩と後悔が、癌自体の恐怖を表しているのだと感じました。

よく、”癌です”と医師に診断されるのが怖いから、病院に行かないという人が居ます。
それは、この生の世界を、楽しみたいのか、絶望的に進めたいのか、個人的にも答えがでないことがあります。
しかし、ステージを見て解るように、きちんと診断され、治療を進めていくことが、個人の生きる道を守ることにもなるのではないでしょうか。

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